VMwareによる仮想サーバーの障害対応と再構築
システム管理業務を委託されているお客様からのご紹介で
仮想サーバーの障害が発生してしまった企業の復旧作業を依頼されました。
- 仮想サーバーを構築したのは退社した元従業員で、社内にわかる人はいなかった
- 仮想サーバー内で運用されていたサーバーは2台。共有ファイルサーバーとのことだった
- 機器の赤ランプが点灯、大きな音がしているとの情報のみで現場に伺いました
実施した作業
- 原因箇所の切り分けの結果、ハードディスクの損傷が濃厚でした
- ベンダーのサポート切れのため部材の入手は、秋葉原のパーツ専門店に探しに行くところからスタート
- 幸いパーツを交換し起動させたところ、復旧することはできました
- 復旧後のサーバの状況調査と可能な改善策の提案を行いました
- ほかにもサーバーが複数あり、安全対策をとりながら統合してコスト削減を目指すことになりました
- リモート回線からの稼働状況の把握と障害対応を開始しました
実現できたことや課題
- 〇障害からの復旧
- 〇バックアップや冗長化など安全運用のための対策を行うことができた
- 〇従業員は本業に専念できるようになったとのコメントを経営者からいただきました
- ?バックアップ機器を含め運用費用は上昇してしまったが安全は担保されるようになった
障害復旧までの作業期間:26時間
安定稼働までの作業時間:2か月