専任の情報システム部員がいない会社から、煩雑なPC、サーバー、利用者、ソフトウェアの運用管理の相談を受けました。

• 情報システム部門に相当する部署はなく、営業部の「わかる」人がすべての作業を行っていました
• 社内に複数のサーバーがあり、それぞれのユーザ管理に限界を感じていた
• サーバーの設定はすべてベンダーにお任せだったようで、バラバラに運用されていました
• 常駐するまではないが、実務を委託したい

実施した作業

• サーバーとネットワークの環境調査を行い、系統や関係をまとめました
• PCとソフトウェアについて利用部門に調査を行い現状と課題を理解しました
• 管理手法を協議しながら、改善案とスケジュールを経営層への説明を行いました
• 了承をいただいた改善案の実施計画に沿って関係各所（ベンダー含む）への説明を行いました
• Windows2008 ADによる端末、サーバーとユーザー管理を実装し各端末への展開作業を行いました
• リモート回線からの稼働状況の把握と障害対応を開始しました
• 定期的に状況報告会を実施、運用上の課題を把握し改善作業を行っています

実現できたことや課題

• 〇PCとユーザの管理に忙殺されなくなりました
• 〇アクセス権限に応じた運用ができるようになりました
• 〇OSを含むアップデートのほぼ自動化が可能になりました
• 〇ライセンス費用やPCの更新費用などが計画的になり予算化しやすくなりました
• 〇外部のベンダーに業務を依頼する際の手間が減りました

安定稼働までの作業期間：4か月